この度、弊社が千葉県八街市(以下「同市」)との業務委託契約において運営していた同市の給付金受付業務(以下「同業務」)について点検した結果、弊社における契約内容の誤認により、定められた人員配置数に満たない人員で同業務を運営していたことが判明しました。八街市の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
弊社では、同市から示された算定方針に基づき不足人数分の委託料金を算出し、この度、返還金額について合意に至りましたので、下記の通りご報告いたします。
記
【契約概要】
(1) 住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金受付業務等運営業務委託
①契約期間:2022年1月29日~2022年4月28日
(2) 電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金受付業務等運営業務委託
①契約期間:2022年10月18日~2023年1月31日
②契約期間:2023年6月15日~2023年10月2日
③契約期間:2023年12月2日~2024年2月29日(追加分)
【返還金額】
3,523,344円
【経緯】
八街市より令和3年度(2021年度)から令和5年度(2023年度)の上記全4契約分の契約総日数(契約人数×就業予定日数)に対する実績総日数(実績配置人数×就業実績日数)の不足についての事実確認の依頼を受け、調査を行ったところ、弊社が配置人数の目安であると捉えていた仕様書記載の人員配置数が必須人数であったことがわかり、その結果、同業務における人員配置数が不足していたことが判明しました。
【原因】
同市との業務委託等契約書に記載されていた人員配置数を、弊社では配置人数の目安であると捉えていたところ、実際には必須人数であり、この誤認が、同業務における人員配置数の不足の原因となりました。
同業務の運営においては、同市へ応答件数・応答内容・応答者名を定期的に報告するとともに報告内容に関する検査を受けており、契約内容を誤認していると認識することができませんでした。
【再発防止策】
この度は八街市の皆様にご迷惑をおかけいたしましたこと、深くお詫び申し上げます。
今後は、契約内容の確認を徹底するとともに、監督者および担当者に対する研修を実施し、今回の事案を事例として共有することで、同様の誤認に至らないよう再発防止に努めてまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ先
アデコ株式会社 広報室
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