全国のX世代・Y世代・Z世代の働き手2050人(X世代750人、Y世代800人、Z世代500人)を対象に、仕事における生成AIの利用状況や、今後の仕事および生活への影響、生成AIの利用がもたらす仕事への効果などについて、意識調査を実施しました(*1)。
本調査では、調査実施時点で45歳~59歳(1965年から1979年の間に生まれた世代)を「X世代」、29歳~44歳(1980年から1995年の間に生まれた世代)を「Y世代(ミレニアル世代)」、18歳~28歳(1996年から2012年の間に生まれた世代)を「Z世代」と定義して調査を行いました(*2)。
- *1:本調査では、各年齢において男女25人ずつ、合計50人をサンプルとして抽出し、集計しています。
- *2:18歳と19歳の回答者がいないため、本調査におけるZ世代の回答者は20歳から28歳となっています。
Q1.仕事での生成AIの利用に関する各項目はご自身に当てはまりますか?
Q2.「仕事で生成AIを使っている」と回答した方対象:どのような用途で生成AIを使っていますか?(複数回答)
Q3.「仕事で生成AIを使っている」と回答した方対象:どれくらいの頻度で使用していますか。(単一回答)
Q4.「仕事で生成AIを使っている」と回答した方対象:生成AIを使うことによって、あなたの仕事は楽になりましたか?(単一回答)
調査結果のまとめ
- 仕事で生成AIを使っていると回答した働き手のうち、生成AIの利用率がもっとも高いのはZ世代(約4割が「使っている」と回答)。
- 仕事での生成AIの利用用途としてもっとも多かったのは、「文章や資料の作成・推敲」。
- 生成AIを利用している働き手のうち、利用頻度がもっとも高かったのはZ世代で、約4割が「ほぼ毎日」と回答。
- Z世代の働き手は、他の世代の働き手よりも、仕事で生成AIを利用することで、仕事が楽になると強く感じていた。世代が上がるほど、効果を感じている働き手の割合が少ない。
【調査概要】
調査対象:日本全国の勤続1年以上の会社員および公務員・団体職員
サンプル数:20代~50代の男女2050人(各年齢男女25人ずつ)
調査方法:インターネット調査
実施期間:2025年6月27日~28日