調査 日本全国の管理職1,032人を対象にした「部下の評価やマネジメント」に関する調査:管理職の7割以上が部下に対する評価に自信を持っていることが明らかに

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2016.12.13

- 部下を評価する際に、成果以外で重視するのは「責任感」「積極性」「協調性」 -

世界最大※1の人材サービス企業であるアデコグループの日本法人で、総合人事・人材サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:川崎健一郎、以下「アデコ」)は、日本全国の部下を持つ課長職以上の管理職1,032人を対象に、「部下の評価やマネジメント」に関するアンケート調査を実施しました。

【「部下の評価やマネジメント」に関する調査 結果概要】

1. 管理職の7割以上が、部下に対する評価に自信を持っている
「自分は部下に対して適切な評価が出来ていると思いますか。」という質問に対し、「非常にそう思う」と「そう思う」を合わせ、回答者の72.2%が「適切な評価が出来ていると思う」と回答しました。

2. 部下を評価する際に、成果以外で重視するのは「責任感」「積極性」「協調性」
「部下を評価する際に、パフォーマンス(成果)以外で重視することは何ですか。」という質問に対し、もっとも多かった回答は「責任感」(65.9%)で、次いで「積極性」(58.5%)、「協調性」(50.5%)という結果となりました。

3. 部下の評価でもっとも難しいのは「数値化しにくい業務への評価」
「部下を評価、フィードバックする際に難しいと感じることは何ですか。」という質問への回答でもっとも多かったのが「数値化しにくい業務への評価」(62.7%)で、この質問への答えとして用意された選択肢の中でただひとつ6割を超えました。

4. 部下のパフォーマンス向上のために心掛けていることは「日々のコミュニケーション」
「部下のパフォーマンスを高めるために、日頃から心掛けていることをお知らせください。」という質問に対し、もっとも多かった回答は「日々のコミュニケーション」(50.9%)で、次いで「部下の能力に応じた適切な業務分担」(46.2%)、「部下の業務内容を正確に把握する」(45.4%)という結果となりました。

アンケート結果のインフォグラフィックをアデコのウェブサイトで公開しています。詳しくは下記のリンクをご覧ください。
https://www.adeccogroup.jp/power-of-work/vistas/investigation/2016/1115/

  • ※1Staffing Industry Analysts 2016、人材サービス企業売上ランキングより。

【「部下の評価やマネジメント」に関する調査 結果詳細】

1. 管理職の7割以上が、部下に対する評価に自信を持っている
日本全国の課長職以上の管理職1,032人に対し、「自分は部下に対して適切な評価が出来ていると思いますか。」と質問したところ、「非常にそう思う」(6.2%)と「そう思う」(66.0%)を合わせ、回答者の72.2%(745人)が「適切な評価が出来ていると思う」と回答しました。日本国内の企業では、部下への評価に関して自信を持っている管理職が非常に多いことが分かりました。

Q. 自分は部下に対して適切な評価が出来ていると思いますか。(単一回答)(n=1,032)

% 非常にそう思う そう思う あまり思わない まったく思わない 無回答
全体 6.2 66.0 23.1 1.4 3.4
男性 6.2 66.4 22.9 1.2 3.3
女性 5.6 59.3 25.9 3.7 5.6

2. 部下を評価する際に、成果以外で重視するのは「責任感」「積極性」「協調性」
「部下を評価する際に、パフォーマンス(成果)以外で重視することは何ですか。」という質問に対し、もっとも多かった回答は「責任感」(76.0%)、次いで「積極性」(67.4%)、「協調性」(57.8%)という結果となりました。

男女で10ポイント以上の差があった回答は、「発想力や、新しい案件をつくる能力」で、男性管理職の47.9%が「重視する」と回答したのに対し、女性管理職ではこの割合が37.0%でした。

一方、女性管理職が重視する割合が高かったのは「周囲からの人望」で、女性管理職の29.6%が「重視する」と回答したのに対し、男性管理職ではこの割合が22.7%でした。

Q. 部下を評価する際に、パフォーマンス(成果)以外で重視することは何ですか。(複数回答)(n=1,032)

% 協調性 積極性 責任感 ポテンシャル、将来性
全体 57.8 67.4 76.0 33.6
男性 57.9 67.7 76.4 33.5
女性 57.4 63.0 68.5 35.2
% 発想力や、新しい案件をつくる能力 周囲からの人望 その他 無回答
全体 47.3 23.1 2.0 0.0
男性 47.9 22.7 1.9 0.0
女性 37.0 29.6 3.7 0.0

3. 部下の評価でもっとも難しいのは「数値化しにくい業務への評価」
「部下を評価、フィードバックする際に難しいと感じることは何ですか。」という質問への答えで、もっとも多かったのが「数値化しにくい業務への評価」(62.7%)でした。他の回答より25ポイント以上も高く、数値では表せないパフォーマンスをどのように評価すれば良いか、管理職が頭を悩ませているのがうかがえます。

男女別で見ると、「部下を評価、フィードバックする際に難しいと感じること」で、「公正、公平に評価すること」と回答した男性管理職は39.3%いましたが、女性管理職では22.2%でした。また、「評価基準を明確にすること」と回答した男性管理職が30.1%いたのに対し、女性管理職で同様に回答したのは18.5%と、それぞれ10ポイント以上の差が見られました。その一方、女性管理職の35.2%が「評価の意図や根拠を理解、納得してもらうこと」を難しいこととして選んだのに対し、男性管理職でこの回答を選んだのは26.0%でした。男性管理職は公平な評価を行うこと、女性管理職は評価に対する理解を得ることに難しさを感じている傾向がうかがえます。

Q. 部下を評価、フィードバックする際に難しいと感じることは何ですか。(複数回答)(n=1,032)

% 公正、公平に評価すること 数値化しにくい業務への評価 成果、実績以外の評価 評価基準を明確にすること
全体 38.4 62.7 31.4 29.5
男性 39.3 63.0 31.2 30.1
女性 22.2 57.4 35.2 18.5
% 評価の意図や根拠を理解、納得してもらうこと フィードバックの伝え方 適切なゴールや目標の設定 その他 無回答
全体 26.5 19.1 18.6 0.8 2.8
男性 26.0 19.1 18.6 0.7 2.6
女性 35.2 18.5 18.5 1.9 7.4

4. 部下のパフォーマンス向上のために心掛けていることは「日々のコミュニケーション」
「部下のパフォーマンスを高めるために、日頃から心掛けていることをお知らせください。」という質問に対し、もっとも多かった回答は「日々のコミュニケーション」(50.9%)で、次いで「部下の能力に応じた適切な業務分担」(46.2%)、「部下の業務内容を正確に把握する」(45.4%)という結果となりました。
「日々のコミュニケーション」と答えた回答者の内訳を見たところ、男性管理職でこの選択肢を選んだのが50.5%だったのに対し、女性管理職ではこの割合が57.4%となりました。また、「信頼関係の構築」と回答した男性管理職が42.9%だったのに対し、同様に回答した女性管理職は50%でした。男性管理職に比べ女性管理職の方が部下との信頼関係やコミュニケーションをより重視する傾向が見られました。

Q. 部下のパフォーマンスを高めるために、日頃から心掛けていることをお知らせください。(複数回答)(n=1,000)

% 部下の能力に応じた適切な業務分担 部下の業務内容を正確に把握する 適切なフィードバック 部下の心身の健康管理
全体 46.2 45.4 35.3 25.4
男性 46.5 45.0 35.1 25.3
女性 40.7 53.7 38.9 27.8
% フレックスタイム制や在宅勤務などの柔軟な働き方を理解し、協力する 職場の雰囲気づくり 日々のコミュニケーション 信頼関係の構築
全体 9.7 32.6 50.9 43.3
男性 9.5 32.5 50.5 42.9
女性 13.0 33.3 57.4 50.0
% とにかく褒める その他 特にない 無回答
全体 1.8 1.9 2.3 4.8
男性 1.8 1.9 2.5 4.7
女性 1.9 1.9 0.0 7.4
【調査概要】
調査対象:日本全国の20代~60代の管理職(男性978人、女性54人)
有効回答:1,032人
調査方法:インターネット調査(日経BPコンサルティング調べ)
実施時期:2016年7月

この件に関するお問い合わせ先

アデコ株式会社 Communication & Branding部
Tel:03-6743-8085