働き方 仕事の未来 アンケート調査 フリーランスを対象にした意識調査(2019年・2021年比較)

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2022.01.29

現役フリーランスとして働いている300名を対象にフリーランスという働き方に関する意識調査を実施しました。本調査は、2019年にも同条件の対象者に実施しており、経年による意識の変化についても比較分析しています。

Q1.フリーランスを選択した理由について(n=300、複数選択)

自分のペースで仕事をしたかった 2021 57.3% 2019 60.7% 自身がやりたい仕事をしたかった 2021 43.7% 2019 53.0% 働く時間を自分で決めたかった 2021 43.3% 2019 47.0% 仕事以外の自分の時間を確保したかった(ワーク・ライフ・バランスの充実) 2021 36.0% 2019 35.0% 職場の人間関係のストレスがあった 2021 29.0% 2019 28.7%

Q1.フリーランスを選択した理由について(n=300、複数選択)

自分のペースで仕事をしたかった 2021 57.3% 2019 60.7% 自身がやりたい仕事をしたかった 2021 43.7% 2019 53.0% 働く時間を自分で決めたかった 2021 43.3% 2019 47.0% 仕事以外の自分の時間を確保したかった(ワーク・ライフ・バランスの充実) 2021 36.0% 2019 35.0% 職場の人間関係のストレスがあった 2021 29.0% 2019 28.7% 自分のスキルや経験を極めたかった 2021 26.3% 2019 31.3% 一つの会社に縛られたくなかった 2021 26.3% 2019 23.3% 自分の力を試したかった 2021 23.3% 2019 21.3% 働く地域や場所を選びたい 2021 23.3% 2019 18.7% 収入を増やしたかった 2021 23.3% 2019 16.0%

フリーランスを選択した理由:上位不動だが、「職場の人間関係」によってフリーランスを選択したが上昇

現役フリーランス300名に対して、フリーランスという働き方を選択した理由を質問したところ、1位は「自分のペースで仕事をしたかった」で、1位から4位までの順位に2019年と変動はありませんでした。5位に「職場の人間関係のストレスがあった」が入り、この項目は2019年では7位で順位が上昇しています。同じく、順位が上昇したものには「一つの会社に縛られたくない」が2019年では8位だったものが、2021年には6位に上昇しました。

Q2.会社員時代と比較してフリーランスで良かったこと(n=129、複数選択)

自分のペースで仕事ができる(ワーク・ライフ・バランスがとりやすい) 2021 65.1% 2019 65.3% 仕事以外の自分の時間を確保できる 2021 61.2% 2019 54.5% 自身がやりたい仕事ができている 2021 59.7% 2019 59.5% 上司や同僚などとの人間関係にストレスを感じなくてよい 2021 58.9% 2019 45.5% 通勤のストレスがない 2021 53.5% 2019 55.4%

Q2.会社員時代と比較してフリーランスで良かったこと(n=129、複数選択)

自分のペースで仕事ができる(ワーク・ライフ・バランスがとりやすい) 2021 65.1% 2019 65.3% 仕事以外の自分の時間を確保できる 2021 61.2% 2019 54.5% 自身がやりたい仕事ができている 2021 59.7% 2019 59.5% 上司や同僚などとの人間関係にストレスを感じなくてよい 2021 58.9% 2019 45.5% 通勤のストレスがない 2021 53.5% 2019 55.4%

会社員時代より良かったこと:1位「ワーク・ライフ・バランス」がとりやすい

フリーランスになる前に、正社員や契約社員等の雇用形態で会社員として働いていたことがある129名を対象に、会社員時代と比較してフリーランスでよかったことを質問したところ、1位は「自分のペースで仕事ができる(ワーク・ライフ・バランスがとりやすい)」が最も多く、「仕事以外の自分時間が確保できる」、「やりたい仕事ができる」、「人間関係にストレスを感じなくてよい」が順に多い結果となりました。5位の「通勤ストレスがない」は、2019年には3位でしたが、コロナ禍となり会社員にもテレワークが普及したことで順位が下がったと考えられます。

Q3.フリーランスとして働くうえで必要な能力(n=300、複数選択)

1 2021 コミュニケーション能力 50.7% 2019 コミュニケーション能力 51.7% 2 2021 柔軟性 46.7% 2019 柔軟性 47.3% 3 2021 情報収集力 46.0% 2019 時間管理能力 47.0% 4 2021 時間管理能力 45.3% 2019 専門性 46.7% 5 2021 適応力 45.0% 2019 積極性・チャレンジ精神 44.7%

Q3.フリーランスとして働くうえで必要な能力(n=300、複数選択)

コミュニケーション能力 2021 50.7% 2019 51.7% 柔軟性 2021 46.7% 2019 47.3% 情報収集力 2021 46.0% 2019 42.7% 時間管理能力 2021 45.3% 2019 47.0% 適応力 2021 45.0% 2019 44.3% 積極性・チャレンジ精神 2021 45.0% 2019 44.7% 専門性 2021 43.0% 2019 46.7% マメさ、きめ細かさ 2021 41.7% 2019 42.7% 人脈・ネットワークを構築するスキル 2021 41.0% 2019 18.7% 表現力・創造力 2021 38.0% 2019 43.7%

フリーランスに必要な能力:1位「コミュニケーション力」。「情報収集力(2019年8位)」が3位にアップ

現役フリーランスの300名を対象に、フリーランスとして働くうえで重要な能力を質問したところ1位は「コミュニケーション能力(2019年1位)」で、2位「柔軟性(2019年2位)」で順位に変動はありませんでしたが、3位の「情報収集力(2019年8位)」は、8位から5つ順位がアップし、重要な能力として捉えられていることがわかりました。

調査結果のまとめ

  • フリーランスを選択した理由:1位「自分のペースで仕事をしたい」、2位「自身でやりたい仕事をしたい」等、上位は2019年と比較しても大きな変化はないが、「職場の人間関係のストレス」が上昇傾向
  • 会社員と比較したメリット・デメリット:メリット「ワーク・ライフ・バランス」がとりやすい」、デメリット「収入が不安定」
  • フリーランスに必要な能力:1位「コミュニケーション力」、2位「柔軟性」。「情報収集力(2019年8位)」が3位に上昇

【調査概要】
調査対象:30代~40代の現役フリーランス
サンプル:①2019年300名、2021年300名
調査方法:インターネット調査
実施時期:①2019年6月25日~29日、②2021年10月25日~29日

  • 回答結果はパーセント表示を行っており、小数点以下第2位を四捨五入して算出しているため、各回答の合計が100%にならない場合があります。