VOL.32:ビジネスパーソンのランチタイム

ジャカルタ/Indonesia 「オフィスボーイ」も大活躍!さまざまな国の料理が楽しめる屋台ご飯

赤道をまたがって、世界最多の島で構成されるインドネシアの首都・ジャカルタ。1年中夏日のこの街では、他のアジアの街と同じく、「屋台」が食の中心です。ランチタイムには、テーブルと椅子を置いている「ワルン」と呼ばれる屋台に繰り出すか、「オフィスボーイ」に食べたいものをオーダーして買ってきてもらい、涼しいオフィスで同僚と食べるのが一般的です。

この「オフィスボーイ」、ほぼどの企業にも所属している「従業員のお手伝いさん」のようなスタッフで、社員のランチの買い出しも担当しています。彼らがすごいのは、「○○が食べたい」と伝えると、近くの屋台から少し離れたレストランまで出向き、ほぼ何でも調達してくるところ。ちなみに、どこでどのように購入しているのかは企業秘密だとか。

ジャカルタの定番料理「バッミ」はスープがついて、18,000ルピア(約180円)

屋台には、東南アジア定番のナシゴレン、ミーゴレン、ビーフンゴレンから、ソトアヤム(スパイスを多く使った鶏肉のスープ)、サテ(鶏肉などの串焼き)などインドネシアならではのゴハンまで、多彩なメニューが揃っています。お腹いっぱい食べても150円程度と、とてもリーズナブル。最近では、ジャカルタでも「ヘルシーフード志向」が高まっており、ガドガド(温野菜にブンブー・ガドガドと呼ばれる甘辛いピーナッツソースをかけた野菜料理)など、野菜たっぷりの惣菜を取り入れている屋台が人気を集めています。自分の好みの食材・量を選べるスタイルが、特に女性に好評です。

右/野菜中心の総菜が並ぶ屋台。味が濃く、こってりしたものが多い。
左/野菜とビーフンを炒めた「ビーフンゴレン」は15,000ルピア(約150円)。

ジャカルタは、日本のように「ランチはゆっくりと」という雰囲気はあまりありません。イスラム教徒が多く、お昼時が祈祷の時間にあたること、また、屋外で長時間過ごすことが難しい気候であることが、その理由のようです。
(ジャカルタ在住・YOSHI)

ビジネスパーソンの味方、街の屋台。麺の種類や具を選んで作ってもらう。

世界のお昼ゴハンビジネスパーソンのランチタイム

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