VOL.44 特集:ニッポンの雇用と労働30年

アンケート調査結果報告 働く人に聞いた これまでの働き方、これからの働き方

Vistas Adeccoでは、20~60代までの働く人5512人にアンケートを実施しました。
(アンケート概要)調査期間:2015年4月中旬 有効回答:5512人 日経BPコンサルティング調べ

Q1 あなたにとって、ご自身の働く環境が「最も大きく変わった」と思った出来事はなんですか。(3つまで選択可) インターネットやパソコンの導入が進んだこと52.9% モバイル端末が発達したこと23% 雇用形態の多様化が進んだこと20.8% 年下の上司もしくは年上の部下をもつようになったこと12.5% 女性の社会進出が進んだこと7.5% グローバル化が進み外国人労働者が増加したこと7% 在宅勤務など就業形態の多様化が進んだこと5.1% その他3.5% 特になし28.7% Q2 その結果、あなたが動く環境にはどのような影響がありましたか。(3つまで選択可) ファイル化やフォーマット化など、事務作業などでの効率化が進んだ54.8% 常に連絡がとれるようになったことで、仕事とプライベートの切り替えをしにくくなった35.8% 国内外を問わず仕事上での連絡がとりやすくなり、業務が円滑に進められるようになった31.4% 移動中・外出先でも仕事を進めなくてはならなくなった22.2% 在宅勤務など従来とは違う就業形態を選択できるようになった11.1% その他4.6% 特になし9.2%
Q3 Q1で「年下の上司、年下の部下を持つようになったこと」「女性の社会進出が進んだこと」を選んだ方に伺います。その結果、どうなりましたか。 年下の上司もしくは年上の部下をもつようになったこと あまり変わらない50.8% 仕事をやや進めにくくなった16.6% 仕事を進めにくくなった10.5% 無回答9.5% 仕事をやや進めやすくなった9.4% 仕事を進めやすくなった2.7% その他0.5% 女性の社会進出が進んだこと あまり変わらない54.2% 仕事をやや進めやすくなった15.4% 無回答11.5% 仕事をやや進めにくくなった7.4% 仕事を進めにくくなった6.0% 仕事を進めやすくなった5% その他0.6% Q4 Q1で「雇用形態の多様化が進んだこと」と答えた方に伺います。その結果、あなたが働く環境に与えた一番大きな影響は何ですか。 特になし32.4% 管理職の仕事が増えた20.4% 優秀な人材を採用できるようになった12.9% 組織全体で効率よく仕事ができるようになった10.5% その他9% 無回答7.9% 以前より社員同士での連絡を密にとるようになった6.8% <これからの働き方>
Q5 30年後、あなたが想定する上司は誰ですか。 日本人60.1% 上司がいるような組織ではなくなっている19.9% まったく予想がつかない7.9% 無回答4.5% 日本人ではない誰か3.9% コンピューター2.2% その他1.5% Q6 30年後、あなたのお勤め先はどこにあると思いますか。 日本国内のどこか特定の場所にある67% 自宅やサテライトオフィスなど複数に分かれた特定の場所にある15.4% 特定の場所にあるのではなく、ネットワークでつながるのみ6% 無回答6% 海外のどこか特定の場所にある5.1% その他0.6% フリー回答 PCの登場とメールで連絡が格段にラクに、早くなった 仕事のスピードは上がったが、ボリュームが増えた 英語がますます必要になった 以前は誰かが困れば誰かがアドバイスし、それを周りも共有できた。今は業務知識の偏在化が進んだ 自身の妊娠・出産を経て、残業が当たり前だった働き方が大きく変わった 世の中でいうほど、企業そのものに変化はない。まだまだ欧米に比較すれば、日本は遅れている。