Adecco、東京都の令和7年度「女性ITエンジニア育成事業」の運営を開始
人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野 健二)の人財派遣およびアウトソーシング事業のブランドであるAdecco(以下「Adecco」)は、この度、東京都より令和7年度「女性ITエンジニア育成事業」(以下「本事業」)を受託し、運営を開始しました。Adeccoは、本事業の運営を通じて、求職中または非正規雇用で働く女性へITエンジニアとなるための訓練を提供するとともに、就労を支援します。
東京都 令和7年度「女性ITエンジニア育成事業」公式Webサイト
https://women-tokyo-en.metro.tokyo.lg.jp/
近年、出産や育児、介護などを経て働く女性が増加している一方、こうした人財は家庭と仕事の両立を希望し、柔軟な働き方が可能な非正規雇用を選ぶ傾向があります。また、希望する条件に合った雇用環境が得られれば、正規雇用での就労を望む女性も多い反面、スキルアップや学習に必要な時間、情報、資金の不足により、行動に移すことができないでいる女性の求職者が多数存在しています。
業界に目を向けると、IT業界は人手不足が深刻化しており、未経験者の採用や、柔軟な働き方の導入といった職場環境の改善に力を入れています。しかし、ITエンジニアは従来から男性従業員の割合が多いため、人手不足の解消にはITエンジニア未経験の女性を採用することに大きなポテンシャルがあります。こうしたITエンジニア未経験者の採用にあたっては、スキルや能力の見極めが重要なため、あらかじめ訓練を受けた人財へのニーズが高くなっています。
Adeccoは、本事業の運営を通じ、現在求職中または非正規雇用で働く女性へプログラミングなどのスキルを学ぶ機会を提供しITエンジニアとして育成するとともに、ITエンジニアとしての就職やキャリア形成の実現をサポートします。eラーニングをはじめとした訓練によるスキル習得支援と職業紹介などの就職支援を一体的に実施することで、ITエンジニアの育成と就労を促進します。
Adeccoはこれまでに、官公庁や地方自治体による委託事業を多数運営してきた実績を持っています。今後も、長年にわたり培ってきたITエンジニアをはじめとするデジタル人財の育成に関するノウハウを最大限に生かし、すべての働く人々のキャリア開発を支援するとともに、企業の業績向上に貢献してまいります。