Adecco、栃木県「令和7年度 リ・スキリングで拓く人も企業も輝くとちぎ事業」の運営を開始
人財サービスのグローバルリーダーであるAdecco Groupの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野 健二)の人財派遣およびアウトソーシング事業のブランドであるAdecco(以下「Adecco」)は、この度、栃木県より「令和7年度 リ・スキリングで拓く人も企業も輝くとちぎ事業」(以下「本事業」)を受託し、運営を開始しました。Adeccoは、本事業の運営を通じ、県内企業の経営層、管理職、人事担当者を対象にした講座やワークショップなどを開催し、企業におけるリスキリングプログラムの導入を支援します。
現在、政府は、デジタル人財の育成や企業のDX化を後押しするため、企業がリスキリングを推進するための様々な取り組みを進めています。経済産業省では、2023年から「リスキリングを通じたキャリア支援事業」を推進しており、Adeccoも補助事業者としてデジタル分野を中心としたリスキリング講座を提供しています。内閣府が発表した「骨太の方針2024」でも、豊かさと幸せを実感できる持続可能な経済社会を実現するために、全世代のリスキリングや経営者に向けたリスキリング施策の推進が提唱されています。
栃木県内の企業でも、業務のDX 推進に伴い従業員にデジタルスキルが求められるようになっており、生産性の向上を実現する上でもデジタル人財を育成することが必要になっています。一方、特に中小企業においては人財育成に十分なリソースを割くことが難しい企業も多く、なかでも中高年層社員における業務のDX化への対応や、若年層の定着支援は喫緊の課題となっています。
Adeccoは、本事業の運営を通じて、企業が自らリスキリングを推進することができる体制を構築できるよう支援します。企業におけるリスキリングの推進にあたっては、まずは経営層や管理職、人事担当者がリスキリングの意義を理解し、自社の教育プログラムの導入に取り組む必要があります。Adeccoは、経営層、管理職、人事担当者を対象にしたリスキリングプログラムの導入に関する講座、ワークショップ、そして相談会を開催し、県内の中小企業が社内でのリスキリングをスムーズに開始することができるようサポートします。
Adeccoは、「『人財躍動化』を通じて、社会を変える。」というビジョンのもと、仕事を通じて躍動する人財の輩出と、人財が躍動できる環境の創出により、社会へ変革をもたらすことを目指しています。官公庁と地方公共団体からの事業受託においては、2020年以降、全国約180の自治体・団体より、570件を超える案件を運営した実績を有しています。今後も、地方の中小企業におけるリスキリング支援に関する様々な取り組みを通じ、働く人々と組織の躍動に貢献してまいります。