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Adecco Group、ウクライナ難民への求人プラットフォーム提供で受入国での雇用機会と人財をつなぐ

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2022.04.08

※本資料は4月7日にスイスで発表されたプレスリリースの日本語抄訳版です
詳細な情報は下記より英語原文をご覧ください
https://bit.ly/3x96qE7

【2022年4月7日 スイス・チューリッヒ】
現在、ウクライナでの紛争による同国外への避難民が400万人に達しています。Adecco Groupは、2022年3月に、避難をしている方々に向けた新たな求人プラットフォームの提供を開始しました。この求人プラットフォームは、順調に普及しつつあります。

ウクライナにおける紛争によって同国外へ避難している方々の就労を支援するため、Adecco Groupが開発した新たなオンライン求人プラットフォームには、世界各国から1,100社以上が参加し、すでに約3,000件の求人情報を掲載しています。また、ウクライナから避難し、国外で新たな生活を始めようとしている方のうち、3,200人以上が当社プラットフォームを使った求職活動を行っています。当社のマッチングエンジンにより、すでに6,000件の履歴書が登録されています。履歴書を登録した方の85%が女性で、職歴としては、事務、カスタマーサービス、販売・貿易、ホスピタリティ関連といった業種が多くなっています。

Adecco Groupは、2022年3月に、ウクライナからの避難民専用の求人プラットフォーム「Adecco Jobs for Ukraine」(https://www.adeccojobsforukraine.com)を立ち上げました。このプラットフォームでは、企業と求職者のマッチングに加え、求職者が必要とする研修の特定も行っています。Adecco Groupは、様々な研修ニーズに応えられるよう、General Assembly、Adecco Training、LHHおよびその他の主要なサードパーティのパートナーから、専門家を招集しています。

Adecco Group CEOのアラン・ドゥアズは、次のように話しています。「我々はあらゆる人のために未来の仕事を創出するという目的を達成するため、グループ全体で日々取り組んでいます。このプラットフォームが提供開始直後からパートナー企業の支持を受け、難民となった多くのウクライナ人が新たな就労の機会を得るきっかけとなっていることに、我々は心を打たれています。Adecco Groupでは現在、支援策を次の段階へと進めようとしています。それは、実践的な研修トレーニングの提供で技能格差を解消し、就労につなげるための取り組みを行うことです。我々の事業に参加し、難民の方々に雇用の機会を提供してくださっている企業の皆さまに、深く感謝いたします。我々が一丸となることで、多くの人々の生活にポジティブな影響を与えることができると信じています」

Adecco Groupは、求人プラットフォームの提供開始以降、雇用法を専門とする Ius Laboris(*)と協力し、40カ国の雇用主向けに実用的なファクトシートを作成してきました。このファクトシートでは、雇用主が各国の移民法に準拠しながら難民を迅速に雇用する方法について説明しています。詳しい情報はIus Laboris のWebサイト(https://iuslaboris.com/serie/ukraine-in-crisis)をご覧ください。

Adecco Groupは、難民の就労支援に関して、様々な主要機関との協力関係を維持しています。その中には、World Employment Confederationおよび欧州各国における加盟団体、UNHCR、世界150カ国で2,000万人の技能労働者とサービス労働者を代表する国際労働組合連合であるUNI Global Unionが含まれます。

Adecco Groupでは、主に英国、ドイツ、フランス、イタリア、ギリシャにおいて、ウクライナのほかにも過去および現在進行中の危機により避難せざるを得なかったイラク、シリア、アフガニスタンなどからの避難民の方々が就労の機会を得られるよう、継続的に支援しています。

*Ius Laboris事務所は、雇用法・移民法・年金法の分野において、トップクラスの弁護士事務所です。国際的な雇用主が人財業界で円滑に活動できるよう支援を行っています。


【本件に関するお問い合わせ先】
The Adecco Group Press Office
media@adeccogroup.com
+41 (0) 44 878 87 87